おえ式とは、日蓮大聖人の命日(10月13日)の前後に宗祖の威徳を偲んで全国の日蓮門下全寺院で行われるものです。
今年は日蓮大聖人の御入滅以来739年目に当たります。日蓮大聖人は山梨の身延から故郷の千葉県小湊に向かう途中、現在の東京の池上付近でお亡くなりになりました。現在、その場所には日蓮宗の大本山・池上本門寺があります。
この日、季節はずれの桜が咲いたという故事から、東京池上では古くから、桜の花を模した万灯がたくさん行列をつくり、纏(まとい)と太鼓がそのあいだを練り歩くのがこの季節の風物詩になっています。
11月12日(木)はひと月遅れの日蓮大聖人の御遠忌の御逮夜(前夜祭)になります。 また同日の夜、小城町の鎮西本山、松尾山光勝寺では、勝嚴寺所蔵の日蓮大聖人直筆の御曼荼羅御本尊をお迎えしての御逮夜大法要が行われます。 この松尾の御会式の万灯行列の出発点が三日月町の勝厳寺です。
その行事参加のため、勝嚴寺檀信徒の方々に担がれた御曼荼羅お輿一行と、行列参加のうちわ太鼓隊の方々によって、夕方より御登山の儀が行われます。 勝嚴寺の檀家でない方もふるってご参加ください。

2020年11月12日(木)
15:00 日蓮大聖人第739遠忌法要(勝嚴寺本堂)
16:00 お説教
17:30 御輿行列勝嚴寺出発
18:30 八頭司橘屋到着
    (休 憩)
19:00 八頭司橘屋出発
20:00 松尾山御逮夜法要
21:00 終了予定

仕事等の都合で5時半の勝嚴寺出発に間に合わない方も、7時に小城駅前の八頭司羊羹へ直接お越しください。
夜7時 八頭司羊羹前再出発 ここからは他の寺の万燈籠一行も加わり、日蓮宗青年会行脚隊先導で、南無妙法蓮華経のお題目の大合唱の中、小城町中を通り、松尾山へ向かいます。
夜7時45分  松尾山光勝寺到着 本堂前で松尾山貫首・松島日應猊下のお迎えを受け、日親堂(向かっていちばん左の堂宇)より昇堂。日親堂にて一行は食事をとります。
夜8時 光勝寺本堂にて宗祖日蓮大聖人御会式逮夜法要です。
帰りは迎えのマイクロバスがありますので、そちらにてお帰りください。
なお、輿を担いでいただいた方々には、勝嚴寺にて簡単に汗流しとして一献用意しております。
もともと松尾の御会式は、地元と密着した郷土のお祭りでした。勝嚴寺の檀家、日蓮宗の信者であるなしにかかわらず、勝嚴寺~松尾の行列参加者を広く募集しております。

報 恩 料
塔婆回向料2000円(追加1本につき1000円)
祈 願 料2000円(塔婆を申し込まれた方は1件(家内安全)無料。追加1本につき1000円)